Apocalypse -DEUS EX MACHINA-

時は未来。環境破壊などによって、地下の巨大コロニー「アグノシア」での生活を余儀なくされた人類。
そこに生きる少女・リシェは、好奇心から踏み入れた「タルタロス」と呼ばれる禁忌の領域で、
冷凍睡眠から目覚めた戦士・アッシュと出会う。

そして二人は、謎の少女・サクラに導かれ、最上階へと向かうことになるが、
管理コンピューターにより完全に敵として認定されたがため、行く先々で戦闘マシーンの攻撃に晒される。
サクラが語る地上帰還プランとは……? そして最上階で二人を待っているものとは……!?

■□■ストーリー■□■
環境破壊によって、地上から地下へと追いやられた人類。
その地下に「アグノシア」と呼ばれコロニーを第二の生活拠点とした人類は、
そこで中枢管理コンピュータ「ヤルダバオト」とその手足となる端末「アーコン」により管理されるようになった。

人々の生活は格段に快適になったものの、それと同時に人々から人間性などを奪い取った。
そうした人類にあって、リシェ=バッケンブラゥという少女は異質な存在だった。
好奇心旺盛な彼女は、最下層にある禁忌の領域へと足を踏み入れた。
当然、それはヤルダバオトの知るところとなり、彼女を排除するべく、アーコンを最下層へと送り込む。

一方、彼女は最下層でコールドスリープする男、アッシュ=J=リヒテンシュタインと出会い、これを蘇生する。
一千年の眠りから覚めたアッシュは、リシェに襲いかかるアーコンを一撃の元に撃破する。

■□■登場キャラクター■□■
●アッシュ=J=リヒテンシュタイン
一千年の冷凍睡眠より目覚めた男。
生体兵器として改造されており、人間を遥かに超える戦闘力を有している。
任務のため、そしてある女性の願いのため、彼はリシェと共に最上階を目指す。

「俺が寝ている間に、何かが起こったようだな……。」

●リシェ=バッケンブラゥ
「アグノシア」第七階層の住人で元気で明るい性格をした女の子。
亡父の手記を頼りに降り立った「タルタロス」にて、アッシュを蘇生させ、サクラと出会う。
アッシュと共に思いがけず知らない世界を体験できるというチャンスに、彼女の胸は期待に高鳴る。

「今まで知らなかったことがわかる時って、何か…こう、ワクワクしない?」